100均の突っ張り棒で棚を作る！ダイソーで賃貸OKな神収納を実現

手軽に収納スペースを増やしたいとき、100均の突っ張り棒はとても頼れるアイテムです。特にキッチンのような限られた空間では、突っ張り棒で棚を作るアイデアが暮らしを大きく変えてくれます。

この記事では、ダイソーの突っ張り棚をはじめとした豊富な商品ラインナップや、ワイヤーネットを使った応用テクニック、そして突っ張りポール用棚のサイズごとの選び方まで詳しく解説します。

縦方向に突っ張り棒を活用する方法や、突っ張り棒が落ちないようにするための100均グッズの活用法も紹介しているため、初めてDIYに挑戦する方でも安心です。また、重さが気になる方に向けては、突っ張り棚は何キロまで耐えられるのか、という疑問にもデータをもとにお答えしています。

さらにニトリとの比較や、より安定性に優れた強力タイプの突っ張り棒の紹介も交えながら、どんな人でも自分に合った収納スタイルを見つけられる内容になっています。突っ張り棒を使って棚を作るための実用的な情報を、ぎゅっと詰め込んだガイドです。

100均の突っ張り棒を使った棚の作り方を解説

突っ張り棒のアイデア。棚をつくるには

突っ張り棒を使ったDIY棚の作り方には、さまざまな方法がありますが、ダイソーの「つっぱりポール用棚」を使った方法は特におすすめです。もっとも基本的な作り方は、突っ張り棒を2本平行に設置し、その上に専用のつっぱりポール用棚をセットするだけ。専用棚はフック付きの構造になっており、棒にしっかりと固定できる設計なので、安定感があり、安全に使用できます。

この方法なら工具不要で初心者でも簡単に棚を作ることができ、賃貸住宅でも壁を傷つけずに収納スペースを増やせます。実際、つっぱりポール用棚は30～60cmまでの幅調整が可能なタイプが中心で、狭いスペースから広めの場所まで対応可能です。特に、トイレや洗面所のような空間にぴったりで、芳香剤やストック品、掃除グッズなどの軽量アイテムを収納するのに適しています。

また、専用棚はプラスチック製のため軽量で取り扱いやすく、見た目が気になる場合はリメイクシートや布を敷くことでインテリアにもなじみやすくなります。突っ張り棒と棚の組み合わせを2段や3段に重ねて使うユーザーもおり、縦の空間を有効に活用したいときに便利です。

このように、突っ張り棒と専用棚を組み合わせることで、見た目もすっきりした実用的な収納棚を短時間で設置できます。コストを抑えつつ、自由度の高い棚づくりを楽しみたい方にとって、非常に有用なアイデアといえるでしょう。

ダイソー突っ張りポール用棚のサイズ感は？

ダイソーの突っ張りポール用棚には、いくつかのサイズが展開されています。主に30cm〜60cm程度までの製品が中心で、幅広いスペースに対応できるのが魅力です。小さなトイレや洗面所のような限られたスペースでも活用できる設計がされており、狭い空間でもすっきりとした収納を実現できます。

例えば、幅40cmの空間にぴったり収まる棚を選ぶことで、無駄な隙間をつくらず、空間を最大限に活かすことができます。見た目も整い、収納力を上げながらインテリアの邪魔をしないデザイン性もポイントです。加えて、棚の奥行きにも数種類あり（12cmや25cm）、収納したいアイテムの大きさや高さに応じて選ぶことが可能です。

設置の際には、事前にスペースの縦横の寸法をメジャーなどで正確に測っておくことが重要です。幅だけでなく、高さや周囲の障害物も考慮することで、購入後に「棚が入らない」「思った位置に設置できない」といった失敗を防げます。製品ごとに耐荷重や素材も異なるため、カタログや商品パッケージに記載された情報をよく確認することも忘れないようにしましょう。

ダイソーのワイヤーネットと組み合わせ

ワイヤーネットと突っ張り棒を組み合わせれば、強度と安定感のある棚を簡単に作ることができます。特にキッチン収納においては、調味料ボトルやキッチンツールなどをまとめて整頓したいときに非常に役立ちます。この組み合わせが優れている理由は、ワイヤーネット自体が格子状の構造で安定性があり、棚板の代用としても使用可能であることです。実際にダイソーでは様々なサイズ展開があり、100円〜200円で販売されています。

結束バンドを使ってワイヤーネットを突っ張り棒に固定すれば、ぐらつきやズレを抑えられます。ただし、完全な固定を目指すなら、追加で「突っ張り棒用ゴムキャップ」や「滑り止めシート」といった補助グッズの併用もおすすめです。これにより、縦方向のズレを防ぎながら、より安全に棚としての機能を果たせます。

キッチンのシンク下やコンロ脇の壁面にこの構造を導入すれば、ラップ類や小型の調味料ボトル、ミトンや鍋つかみなどを一括で収納できる便利な棚が完成します。ワイヤーネットはS字フックやワイヤーバスケットを掛けることもできるため、空間を上下左右に効率よく使える点も大きな魅力です。必要に応じて段数を増やすことや、複数のネットを横に並べて設置することも容易で、収納量を柔軟に拡張できます。

また、ワイヤーネットは中身が見えるため視認性に優れ、どこに何があるのかひと目で把握できるのもポイントです。キッチンのインテリアになじみやすいホワイトやブラックのカラー展開も多く、見せる収納としても使えます。コストを抑えながら収納の自由度と拡張性を求めたい方には、特にキッチン周りでの活用をおすすめしたい方法です。

突っ張り棒は縦にも活用できる？

突っ張り棒は横方向に使うのが一般的ですが、実は縦方向にも活用することが可能です。クローゼットや洗面所、さらにはキッチン脇の隙間やデッドスペースなど、幅広い場所で応用できます。特に、キッチンでデッドスペースを活かしたいときや、フック収納を追加したいときなどに便利です。縦に突っ張り棒を設置することで、空間を簡易的に仕切るパーティション代わりとしても機能し、賃貸住宅でも壁を傷つけずに収納を追加できます。

賃貸住宅における原状回復のガイドラインについては、国土交通省の資料をご参照ください。
（参考：国土交通省「賃貸住宅における原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」）

縦設置の突っ張り棒にはS字フックやワイヤーバスケットを取り付けることができ、調理器具、キッチンばさみ、スポンジ、布巾などを吊るす収納が可能になります。収納スペースが限られているキッチンでは、縦方向の活用は特に重宝します。棒を複数本設置することで、複層的な吊り下げ収納も実現でき、キッチン小物の収納力を飛躍的に高められます。

ただし、縦設置には注意点もあります。突っ張り棒の構造上、縦方向は横方向よりも耐荷重が劣る傾向があり、重いものを掛けるのには適していません。過剰な荷重がかかると、滑って棒ごと倒れるリスクがあります。

そのため調理器具などの軽めのアイテムにとどめ、設置面には滑り止めゴムやABS樹脂製のキャップ、突っ張り棒専用のベースなどの補助グッズを活用しましょう。安定感を確保することで、安全で使いやすいキッチン収納を実現できます。

ダイソーの突っ張り棚（200円・300円・500円商品）

ダイソーの突っ張り棚は、価格帯によってサイズや耐久性が異なるため、設置する場所や目的に応じて最適なものを選べるのが大きな魅力です。200円商品の「つっぱり棚 小」は幅14.5～18.5cmで、洗面所やトイレなどの狭いスペースで軽量なアイテムを整理するのに適しています。

300円商品の「つっぱり棚 中」は、幅30〜45cmで耐荷重15〜18kgとなっており、ちょうど良いサイズ感と強度です。中サイズということで、小型の日用品やストック類の整理に向いています。

一方、500円商品の「つっぱり棚 大」は幅63〜93cm、耐荷重は最大30kg（63cm時）と高く、キッチンやリビングで調理器具や調味料ボトルを収納するのにも十分な強度があります。使う場所に応じて選ぶべき棚の価格帯とサイズが明確になります。

また、棚板の幅や奥行きも商品によって違いがあり、空間を無駄なく活用するためにも事前に設置予定の場所を計測することが大切です。たとえば、狭い洗面台横のスペースにはつっぱり棚 中、キッチン上部の広めの空間にはつっぱり棚 大など、選択肢は多様で実際の設置寸法に応じた商品選びが可能です。

このように使う場所や収納したい物の重量、さらには空間の寸法を踏まえて商品を選ぶことで、効率的かつ見栄えの良い収納環境を整えることが可能です。無理に高価格の商品を選ぶ必要はなく、用途に合った価格帯の商品を選ぶことが、コスパの高いDIY収納の成功につながります。

キッチンにおすすめの収納術。食器棚になる？

キッチンの上やシンク下は、突っ張り棚を活用するのに最適なスペースです。これらの場所はもともと収納として活用されにくい「デッドスペース」であることが多く、ちょっとした棚を追加するだけで劇的に収納力が向上します。特に吊り戸棚の下やシンク脇の空きスペースは、突っ張り棚を使えば簡単に追加収納が実現でき、毎日の料理や片付けの効率が格段に良くなります。

たとえばスパイスボトルやラップ、キッチンペーパーなど、使用頻度の高いアイテムをまとめて置くことで、必要なときにすぐ手に取れるようになります。また、見た目も整い、調理中の動線がシンプルになるため、作業中のストレスも軽減されます。高さを調整できる突っ張り棒と棚なら、収納するアイテムに応じて自由に設置位置を変えることが可能です。

ただし、注意すべき点もあります。火元の近くに設置する場合は、棚の素材に気を配る必要があります。プラスチック製の突っ張り棚は軽量で扱いやすい一方で、熱に弱いため、ガスコンロやオーブンの近くに設置すると溶けたり変形する恐れがあります。そのため、金属製の突っ張り棚を選ぶ、あるいは熱源から距離を置いた位置に設置するなど、使用環境に適した対応を心がけましょう。

100均の突っ張り棒と棚で収納力アップ！

突っ張り棒が落ちないようにする100均グッズ

突っ張り棒がずれたり落ちたりしないようにするための100均グッズとして、「壁面ガード」や「シリコンキャップ」などがあります。これらは一見地味な存在ですが、実際に使ってみるとその効果は非常に大きく、突っ張り棒の安定性を格段に高めてくれます。

ダイソーで販売されている「つっぱり棒用シリコンキャップカバー」は、直径約18〜22mmの突っ張り棒に対応しています。キャップは柔軟性のあるシリコン素材でできており、滑りやすい壁面にもしっかりと密着して摩擦を高めることで、突っ張り棒のズレを防ぎます。ただし、耐荷重を高める目的というよりも、あくまで滑り止め補助としての用途に向いています。

つっぱり棒壁面ガードは突っ張り棒の端を支えるための補助具です。両面テープで壁に固定するタイプが主流で、棒の端を受け止める形状によってズレを防ぎ、突っ張り棒の脱落リスクを軽減します。特にタイルやガラス、コーティングされたツルツルした壁面に設置する際には効果を発揮します。

これらの補助グッズはすべて100均で手に入るため、コストをかけずに安全性を高められるのも大きな魅力です。突っ張り棒を使ったDIYや収納の安定性を向上させるために、シリコンキャップや壁面ガードを併用するのは非常に効果的です。特にキッチンや洗面所といった滑りやすい場所では、こうした補助アイテムの導入が安全な収納環境づくりに役立ちます。

ダイソーの突っ張り棚は何キロまで大丈夫？

ダイソーの突っ張り棚は、製品のサイズや設計によって耐荷重に大きな差があります。たとえば、幅14.5～18.5cmの小型棚は約2kg、幅30〜45cmの中型棚は約15〜18kg、幅63〜93cmの大型棚は最大30kgの耐荷重があるとされています。

突っ張り棒については、細いタイプで耐荷重約1kg、550円（税込）の太いタイプでは20〜40kgまで対応するモデルも存在します。

設置場所や使用目的に合った商品を選べば、調味料や食器類などある程度の重量物を収納することも十分に可能です。

ただし、重量物を乗せる場合には注意が必要です。瓶詰め食品、大きめの鍋、家電などは見た目以上に重く、耐荷重を超えると突っ張り力が弱まり、棚が滑ったり、落下したりするリスクがあります。

設置面が滑りやすい素材（タイル、ガラスなど）の場合は特に、突っ張り棒の構造や壁材の影響を受けやすくなるため、安全性の確保が重要です。

タオル、トイレットペーパー、軽いストック品や布小物、小型のプラスチックケースなどの軽量物であれば、突っ張り棚の上に安全に置くことができます。軽量物を中心に収納すれば、棚の安定性を保ちつつスペースを有効活用することができます。

また、製品パッケージに記載されている耐荷重の目安は必ず確認し、不安がある場合は補助グッズ（シリコンキャップや壁面ガードなど）を併用することで安定性を高めるのが効果的です。商品ごとの耐荷重は明確に異なるため、事前の確認が収納の安全性と成功のカギとなります。

強力な突っ張り棒は売ってる？

ダイソーでは、前述の通り通常の突っ張り棒よりも高い耐荷重性能を備えた強力タイプの突っ張り棒もラインナップされています。中でも代表的な商品として、長さ75〜120cm対応、直径2.5cmのねじ止め式突っ張り棒があり、耐荷重は最大で約40kgとされています。

このタイプは、バネではなくねじ式で壁面にしっかりと固定できるため、重量のある棚板や小型家電、または頻繁に出し入れする収納物を載せる用途に最適です。一般的な突っ張り棒と比べて、長さが120cm以上でも高い安定性を保ちやすく、広めのキッチンやクローゼットでも活用できます。

一部モデルには設置面への圧力を分散させるキャップが付属しており、設置先の壁を傷つけにくい設計となっている点も安心材料の一つです。

ただし、強力タイプはその構造上、通常タイプよりも設置にやや手間がかかる場合があります。ネジの締め具合やロック機能の操作は、説明書通りに丁寧に行う必要があり、取り扱いを誤ると期待した耐荷重が得られず不安定になるリスクがあります。

重い物をしっかりと支えたい場合には、強力突っ張り棒を選択肢に入れつつ、設置方法を守って確実に固定することが安全な収納の鍵となります。

ニトリの突っ張り棒との比較

ニトリとダイソーの突っ張り棒には、価格、耐久性、デザイン性などに違いがあります。

ニトリの商品は、価格帯がやや高めなぶん、使用されている素材がしっかりしており、全体の仕上がりにも高級感や安定感があります。実際、ニトリでは1本あたり400円台から1000円以上の商品まで幅広く展開されており、耐荷重や長さのバリエーションも豊富です。

ホワイトやブラックのほか、木目調などインテリア性を意識したカラーも選べるため、長期間の使用にも向いています。

一方で、ダイソーの突っ張り棒は110円（税込）から購入できる手軽さが魅力で、気軽に試せるのが大きな利点です。突っ張り力や耐荷重は商品によって異なるものの、軽量物の収納であれば十分に対応可能です。

たとえば、調味料ラックやタオル掛けなどに活用する分にはコストパフォーマンスに優れています。特に、頻繁に模様替えをしたい方や、賃貸住宅で壁に穴を開けたくない方にはぴったりです。仮に設置が合わなかった場合でも価格が手頃なため、大きな損失にはつながりません。

このように、使用目的や設置場所、求める耐久性に応じて、どちらのメーカーの商品がより適しているかを見極めることが重要です。しっかりとした強度と見た目の統一感を重視したいならニトリ、まずは安価で手軽に試してみたいという方にはダイソーがおすすめです。用途に合った選択をすることで、突っ張り棒を使った収納の満足度がぐんと高まるでしょう。

#1日5個捨て 勢い乗ってるうちに2セット目🤣
トイレ収納見直し。100均の突っ張り棚に100均の小物飾ってたけど、別にオシャレでもなんでもないな〜と思い一旦リセット！
・うさぎの飾り
・フェイクグリーン
・中身スカスカの消臭剤
・突っ張り棚の棚板×2
突っ張り棒は、一旦別の使い道ないか考え中。 pic.twitter.com/39qNXoeY7j

— ゆいっと (@huit888x) April 20, 2025

総括：100均の突っ張り棒を使った棚の作り方

最後に記事のポイントをまとめます。