キッチンの機能性と見た目の美しさを両立させるうえで、カップボードのサイズ選びとレイアウトは非常に重要なポイントです。中でも幅1800mmのカップボードは人気のあるサイズですが、実際に使ってみると収納力に物足りなさを感じたり、家電の配置や動線に課題を感じたりするケースも少なくありません。
また、日常的に使うゴミ箱の置き場所を事前に考慮していなかったことで、キッチン全体のレイアウトを後悔する人も多く見られます。限られたスペースの中で効率よく、かつおしゃれにまとめるには、家電や収納との組み合わせに加え、レイアウトの工夫が欠かせません。
この記事では、「カップボードの幅はどれくらい必要か」「奥行きはどのくらいが快適か」といった基本的な疑問に加え、ニトリの収納付きモデルやリクシルのおすすめシリーズといった具体的な製品情報も交えて詳しく解説します。2700mmの大容量タイプでも後悔しないための視点も紹介しながら、理想のカップボード選びとキッチンレイアウトをサポートしていきます。
- カップボード1800mmが足りないと感じる原因と対策
- キッチン全体を考慮したゴミ箱のレイアウト方法
- 家電配置や収納力を最大化する具体的な工夫
- リクシルやニトリ、パナソニック製品の特徴と選び方
カップボード幅1800mmでも足りない?後悔しないレイアウト

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- カップボードの幅はどれくらい必要?
- 家電の配置で後悔しない工夫
- 奥行きはどのくらいが快適?
- ゴミ箱の組み合わせと配置例
- ニトリのカップボード、収納力は?
カップボードの幅はどれくらい必要?

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カップボードの幅は、家庭のライフスタイル、キッチンの広さ、所有する家電や食器の種類に応じて最適なサイズが異なります。一般的に1800mmの幅は、日本の住宅事情においてよく選ばれるサイズのひとつですが、「標準」というようりも、やや広めに感じられることもあります。
特に欧米では24インチ(約600mm)単位で設計されることが多く、1800mm幅は広めの分類に入ります。しかし、すべての家庭にとって十分なサイズとは限らず、生活スタイルに応じた検討が必要です。収納スペースが限られている場合、日常的に使う調理器具や食器、乾物や調味料のストック、さらには小型家電まですべてを効率的に収めようとすると、想定以上のスペースが必要になるケースが多いのです。
特に家族の人数が多かったり、自炊の頻度が高い家庭では、調理器具や保存容器の数が自然と増えていきます。その結果、収納スペースがすぐに埋まってしまい、家電を作業台の上に置くしかなくなる場合もあります。例えば、ホームベーカリーやホットプレート、フードプロセッサー、電気ケトルなどの家電製品を日常的に使用する家庭では、それぞれの専用置き場が必要です。これらを無理に詰め込んでしまうと、キッチンの動線が悪化し、調理中のストレスも増えてしまいます。
見落としがちなポイントとして、ストック品の保管場所があります。缶詰や乾麺、調味料などの備蓄を多めに持つ家庭では、カップボード内に収納しきれず、別の収納棚やパントリーを併用する必要が出てきます。結果的に、カップボードの幅が1800mmでは足りないと実感するケースも意外と多く見受けられます。使いやすさと収納力のバランスを考えると、設置前に具体的な持ち物と使い方をシミュレーションすることが大切です。
初めまして!我が家は1800のカップボードです!写真を送るので参考にしてください!! pic.twitter.com/tc6b8UH23H
— まゆきー@住友林業の家づくり (@mayuki_sumirin3) February 3, 2025
家電の配置で後悔しない工夫

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家電の配置は、カップボード全体の使い勝手やキッチンの作業効率を大きく左右する重要な要素です。なぜなら、よく使う家電が手の届きやすい場所に配置されていなかったり、使うたびに動かす必要がある位置に置かれていると、日々の調理や家事がスムーズに進まず、小さなストレスが積み重なってしまうからです。
これを防ぐには、まず使う頻度が高い家電を把握し、それに合わせて配置を工夫することが大切です。例えば、スライド棚付きの家電収納スペースを設けることで、炊飯器の蒸気を気にせずに安全に使用できるようになります。また、電子レンジは目線に近い高さに設置することで、出し入れがしやすくなり、加熱中の様子も確認しやすくなります。使用頻度の低い家電は上段に、毎日使うものは中段から下段に置くような配置を意識すると、作業効率が向上します。
さらに、家電のコンセント位置や電源容量にも注意が必要です。家電のコードが届かなかったり、複数の家電を同時に使用できない場合、せっかくのレイアウトも意味をなしません。コンセントの数や位置を事前に確認し、延長コードやタップを使わずに使えるように設計することで、より快適なカップボード周りが実現します。
このように、家電の配置は単なる置き場所の問題ではなく、日々の動作や安全性、そして家事効率に直結する重要なポイントです。

奥行きはどのくらいが快適?

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カップボードの奥行きは、一般的に45cmから50cm程度が主流であり、多くの家庭で採用されています。なお、奥行きの表記は外寸であることが多いため、実際に収納できる内寸は約2~5cmほど小さくなる点にも注意が必要です。ただし、実際の使い勝手を考慮すると、奥行きの選択は慎重に行う必要があります。奥行きが深すぎると、収納物が奥に入り込みすぎて手が届きにくくなり、取り出す際に不便さを感じる場面が出てきます。また、奥のものが見えづらくなるため、物の存在を忘れてしまうというリスクもあります。これにより、食材の賞味期限切れや調理器具の重複購入につながる可能性も否定できません。
一方で、奥行きが浅すぎると収納スペースが不足し、大型の家電や食器が収まりきらないという問題が生じます。例えば、炊飯器、トースター、電気ポットなどを横に並べて使用する場合、奥行き45cmではやや窮屈に感じることが多く、奥行き50cmのモデルを選んだ方がゆとりを持って設置できます。また、奥行きが適切であれば、作業スペースとしても利用しやすくなり、食材の下ごしらえや一時的な置き場としても活用できるようになります。
収納棚や引き出しの仕様によっても奥行きの体感は変わります。一般的には、スライド式の棚を採用することで、奥行きが深くても物の出し入れがしやすくなるとされています。そのため、奥行き50cm以上であっても不便を感じにくくなります。このように、奥行きは単に寸法だけで判断するのではなく、使用する家電や収納スタイル、作業の流れに合わせて選ぶことが重要です。
ゴミ箱の組み合わせと配置例

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ゴミ箱の配置を事前に計画しないと、キッチン動線を妨げる原因になります。ゴミ箱は日常的に使用頻度が高いアイテムであるにもかかわらず、後回しにされがちな存在です。そのため、設置場所が曖昧なままでは、料理中にごみを捨てるたびに移動距離が長くなったり、他の作業と動線が交差して不便さを感じる場面が出てきます。
特にカップボード1800mmのサイズでは、下部の空間や隣接スペースを活用して効率的にゴミ箱を設置する工夫が求められます。たとえば、カップボード下部の開口部を活用してスライド収納の下段をゴミ箱スペースにしたり、専用のゴミ箱ラックを導入して、分別ごとに並べるスペースを確保すると便利です。
また、ゴミ箱の高さやフタの開閉方式にも注意が必要です。引き出し収納の下段にゴミ箱を置く場合は、手前にスライドさせて簡単にゴミを捨てられるタイプが一般的には適しています。一方で、フタが上に開くタイプは上棚やカウンターに干渉する可能性があるため、設置環境によっては使いにくくなることがあります。さらに、密閉性の高い収納スペースにゴミ箱を入れると、湿気がこもりやすくカビや臭いの原因となることもあるため、通気性を考慮した設計も重要です。設置環境に応じて、適切な形状・構造のゴミ箱を選ぶことが大切です。
ゴミ箱のサイズや形を揃えることで見た目が整い、空間全体がスッキリとした印象になります。色や素材をカップボードと合わせれば、デザイン面でも統一感が生まれます。ゴミ箱という実用的なアイテムも、工夫次第でインテリアの一部として取り入れることが可能です。
ニトリのカップボード、収納力は?

ニトリ・公式
ニトリのカップボードは、価格と機能のバランスが優れており、シリーズによっては5万円程度から購入可能で、比較的手頃な価格で導入できる点が大きな魅力です。特に新築やリフォームの際、コストを抑えつつデザイン性や使い勝手を確保したいという家庭にとって、非常に魅力的な選択肢となっています。ニトリは「エトナ」「レジューム」「リガーレ」など豊富なシリーズ展開を行っており、スタンダードなモデルから収納力重視のタイプ、デザイン性にこだわった仕様まで幅広く対応しています。
収納力については選ぶモデルによって差があるため注意が必要です。たとえば、扉式の収納は一見すっきりとした印象を与えますが、奥に収納したものが見えづらく、取り出しにくくなるデメリットがあります。こうした点を踏まえて、日常的な使いやすさを重視する場合は引き出しタイプを選ぶことで、収納物の一覧性や取り出しやすさが向上します。
さらに、ニトリのカップボードには上棚付きモデルや、天板・棚板の素材や色を選べる追加オプションが用意されており、自分好みにカスタマイズできるのも特徴です。限られたキッチンスペースでも、上棚や可動棚をうまく活用することで、収納量を大きく確保することが可能です。また、スライドレール付きの家電収納(Hettich製レール採用モデルなど)や、ゴミ箱スペースを組み込んだ設計など、機能性を高めたシリーズも用意されており、必要な機能に応じて最適な組み合わせを選べる点もユーザーにとってはうれしいポイントでしょう。
1800mmカップボードの後悔を防ぐレイアウトとゴミ箱配置

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- レイアウトをおしゃれに見せるコツ
- リクシルのおすすめカップボード
- パナソニック ラクシーナの魅力
- 2700mmでも後悔する?
- 組み合わせを考える
レイアウトをおしゃれに見せるコツ

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レイアウトをおしゃれに見せるには、統一感と使いやすさを両立させることが重要です。単に見た目を整えるだけでなく、日常の動線や収納のしやすさといった実用面とのバランスを意識することで、機能的で美しい空間を実現できます。例えば、カップボードとキッチン全体の色味を統一することで、視覚的なまとまりが生まれ、空間が広く感じられるようになります。
また、扉をガラス仕様にすることで中の収納物が見えるため、抜け感を演出しながらインテリア性も高まります。特に半透明やスモークガラスを使うことで、生活感を抑えつつも開放的な印象を与えることができます。さらに、取っ手のデザインや素材をカップボード全体で統一すると、細部にまでこだわりが感じられる仕上がりになります。マットブラックやステンレス調など、他のキッチン設備と調和する色を選ぶとより洗練された印象を与えるでしょう。
加えて、間接照明を取り入れることでカップボード周辺の雰囲気がぐっと引き立ちます。棚の下や上部にLEDライトを仕込むことで、夜間でも手元が見やすくなり、同時に高級感も演出できます。このように、配色や素材、照明などの細やかな工夫を積み重ねることで、限られたスペースでもスタイリッシュかつ快適なキッチン空間を作ることが可能になります。
リクシルのおすすめカップボード

リクシル・公式
リクシルのカップボードは、収納性とデザイン性のバランスが優れており、多くのユーザーから高い評価を受けています。特に、扉の開閉が静かでスムーズなソフトクローズ機能(ソフトモーションレール)は、業界内でも「小さなお子様がいる家庭でも安心」とされる仕様で、多くの家庭で支持されています。表面の素材には傷や汚れがつきにくく、日々の掃除が簡単に行えるよう工夫されている点も魅力です。
リクシルは、さまざまなライフスタイルに対応できるよう複数のシリーズを展開しており、中でも「アレスタ」シリーズは特に注目されています。このシリーズは、収納の自由度が非常に高く、棚の高さ調整や内部の仕切りのカスタマイズが可能で、収納物のサイズや種類に応じて柔軟に対応できます。なお、「アレスタ」は現在では「ノクト」シリーズへ移行しており、機能面をさらに強化した最新モデルとして提供されています。
また、家電やゴミ箱の配置においても、細部まで計算された設計がなされており、スライド棚やコンセントの位置、空気の流れまでを考慮した構造になっています。これにより、限られたキッチンスペースでも有効に活用できるため、都市部のマンションや狭小住宅などでもその利便性が発揮されます。
実際に、蒸気排出ユニット付きの家電収納やダストスペース付きモデルも展開されており、日常の使い勝手に配慮した設計が随所に見られます。カラーバリエーションや取っ手のデザインも豊富で、好みに応じてインテリアに調和させることができるのも、リクシルならではの魅力です。
パナソニック ラクシーナの魅力

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パナソニックの「ラクシーナ」は、家電収納やゴミ箱スペースをしっかりと考慮した設計が最大の特長といえます。これは、実際の使用シーンや家事動線を細かく想定したうえでデザインされており、日常の使い勝手を重視していることが理由です。調理中の動きやすさ、収納物へのアクセスのしやすさ、清掃のしやすさなど、多方面にわたる工夫が盛り込まれています。
例えば、蒸気が出る家電のために設けられたスライド棚は、使用時に家電を手前に引き出せるだけでなく、使用後は収納してすっきりと見せることができます。これにより、蒸気が壁や上棚にこもるのを防ぎ、家具の劣化や結露を防ぐ効果も期待できます。実際、パナソニックの蒸気処理ユニット付き家電収納は、こうした用途に最適化されており、耐久性と清潔さを両立しています。
さらに、深型で奥まで引き出せる収納は、背の高い調味料ボトルや電動ミキサーなど、サイズが異なるアイテムを効率的に整理するのに役立ちます。また、引き戸タイプの吊戸棚は開閉に場所を取らず、狭いキッチンでもストレスなく開閉操作ができます。吊戸棚内部も可動棚になっているため、収納物に合わせて柔軟に調整が可能です。
「ラクシーナ」は、キッチン全体との一体感も重視しており、カラーバリエーションは45種類以上と豊富に用意されているため、空間全体のデザインに溶け込みやすくなっています。シリーズの中には、ゴミ箱収納一体型や大容量の引き出し収納など、必要に応じた機能別ユニットも選択可能で、自由な組み合わせが可能です。使い勝手のよさと見た目の美しさを兼ね備えたシリーズとして、多くの家庭で支持されている理由がここにあります。
幅2700mmでも後悔する?

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一見ゆとりがありそうな2700mm幅のカップボードでも、後悔するケースは少なくありません。確かに、幅が広いことで収納力が増し、見た目にも余裕がある印象を与えますが、その反面、注意すべき点も多く存在します。
たとえば、設置するスペースとのバランスが悪い場合、キッチン全体が圧迫感のある空間になってしまうことがあります。特に、キッチンの通路幅が狭くなってしまったり、冷蔵庫や食器洗い機など他の設備との干渉が起こると、動線が悪化して日常の調理や片付けがしづらくなります。一般的に、キッチンの通路幅は最低でも90cm以上あることが理想とされており、2700mmのカップボードを導入する場合は、このスペース確保も事前に検討すべきです。
たとえば、パナソニック「ラクシーナ」やリクシル「ノクト」では、2700mm幅のプランも選択肢として用意されています。こうしたモデルでは、3ユニット構成(900mm×3)で構成されていることが多く、大容量の収納が可能です。しかし、設置スペースに対して幅が過剰になると、扉の開閉が制限されたり、ゴミ箱の設置位置に影響する場合もあります。
収納スペースが多すぎると、つい不要なものまで詰め込んでしまい、かえって整理整頓が難しくなるという問題もあります。物が増えれば増えるほど、どこに何をしまったのか把握しにくくなり、使いたいときにすぐ取り出せないストレスが発生します。その結果、収納があるにもかかわらず活用されないスペースが生まれたり、二重購入や無駄なストックが発生してしまうこともあります。
カップボードの幅が広ければそれで良いというわけではありません。自分のライフスタイルや調理の頻度、家族構成、キッチンでの動き方などを考慮し、実際の使い方に合ったサイズを選ぶことが重要です。設置前にはシミュレーションを行い、他の家具・設備との兼ね合いや動線をしっかり確認しておくことで、2700mmのカップボードを有効に活用できる可能性が高まります。
組み合わせを考える

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カップボードは単体で導入するのではなく、キッチン内の他の家具や家電との組み合わせを意識することで、使い勝手や動線、さらには見た目のバランスまでもが大きく向上します。カップボードがどんなに優れていても、冷蔵庫や作業台との位置関係が悪ければ、日常の調理動作に支障をきたすことがあるからです。
例えば、冷蔵庫・食器棚・作業台との距離感を最適化することで、冷蔵庫から取り出した食材をスムーズに調理台へ運び、カップボードにある器具や調味料をすぐに取り出すという流れをつくることができます。この一連の動作がスムーズであることは、日々の食事作りにおいてストレス軽減に大きく寄与します。
さらに、追加のオープンラックや吊り戸棚などを組み合わせることで、収納量を増やしながら、インテリア性の高い空間演出も可能になります。たとえば、よく使うコーヒーメーカーや調味料をオープンラックに置くことで、使いやすく、かつ見せる収納としてもおしゃれです。キッチン全体の配色や素材感を統一させれば、空間にまとまりが生まれ、生活感を抑えつつも温かみのある雰囲気を保つことができます。
このように、カップボードは単体ではなく全体の中での役割を意識して配置・組み合わせを考えることが、機能性とデザイン性を両立させる最大のポイントです。こうして全体のバランスを調整していけば、後悔の少ない、快適で美しいキッチン空間を実現することができるでしょう。
総括:カップボード1800mmは足りない?後悔しないためのゴミ箱配置とレイアウト
最後に記事のポイントをまとめます。
- カップボード1800mmは広めではあるが万能サイズではない
- 家族構成や調理頻度により1800mmでは収納が不足することがある
- 家電収納スペースの確保が収納計画の成否を分ける
- コンセントの位置や数は家電配置と連動させて考えるべき
- スライド棚を使えば炊飯器やケトルの蒸気対策が可能
- 奥行きは45cm~50cmが主流で、使い方により適正値が異なる
- 奥行きが深すぎると物の取り出しに不便が生じやすい
- ゴミ箱スペースを事前に確保しないと動線に支障をきたす
- スライド収納を活用するとゴミ捨ての動作がスムーズになる
- ゴミ箱は通気性・フタの開閉方向・サイズも選定の鍵となる
- ニトリ製カップボードは価格と機能のバランスが良好
- 引き出し式収納は一覧性が高く整理整頓しやすい
- リクシル「ノクト」は蒸気排出やダスト対応など高機能モデルがある
- パナソニック「ラクシーナ」は実用性と清掃性に優れる設計
- 全体の色・素材・照明を統一するとキッチン全体が美しく整う