たった１日で完成！扉付き食器棚のDIYで理想のキッチン収納を実現

理想の収納スペースを自分の手で作り上げたいと考える方にとって、扉付き食器棚のDIYは最適なプロジェクトです。ニトリのカラーボックスなどを活用すれば、低コストで自由なデザインが可能になります。

初心者でも扱いやすいDIYキットや、手軽にカスタマイズできる100均パーツを使えば、初心者でも簡単に安心して作業を進められます。木材を使ったDIYでは、自分好みのサイズや仕上がりに調整でき、オリジナル性を追求できるのも魅力です。

また、収納力を高めるためにオープン棚に扉をつけるテクニックも取り入れやすいです。使い勝手と見た目の両方を改善する扉交換や、狭いスペースでも便利な開き戸を引き戸にDIYする方法も人気です。さらに、カフェ風食器棚のようなおしゃれなデザインを目指すことで、キッチンやダイニングの雰囲気を一新できます。ガラス扉は難しいと思われがちですが、工夫次第で初心者でもチャレンジ可能です。

この記事では、これらのアイデアと具体的な手順をわかりやすく解説し、自分だけの理想的な扉付き食器棚をDIYするためのノウハウをご紹介します。

扉付き食器棚をDIYで！理想の収納を作ろう

ニトリのカラーボックスをDIY

ニトリのカラーボックスは、DIY初心者にとって最適な食器棚DIYの素材です。価格が手頃で、同一シリーズ内でサイズが統一されており、組み合わせや加工が容易だからです。

たとえば、人気の「Nカラボ」シリーズでは3段タイプが税込1,590円程度と購入しやすく、軽量で持ち運びやすい設計が特徴です。作業スペースに制限がある場合でも扱いやすいというメリットがあります。

棚板を追加することで収納力をアップさせたり、別売りの扉や市販の蝶番を利用してオリジナルの扉を設置する作業も比較的スムーズに行えます。シンプルな構造のためカスタマイズの幅も広がり、棚の高さ調整や背板の装飾なども簡単に可能です。

なお、市販のキャスターを取り付ければ、可動式の食器棚としても活用できますし、初心者でも手軽にオリジナルの収納家具を作ることができます。ただし、棚板1枚あたりの耐荷重は約10kgとされているため、重量のある食器や調理器具を収納する際は過度な重さがかからないよう注意することが重要です。

木材DIYで作る本格食器棚

木材DIYは自分だけの本格的な食器棚を作るのに最適です。木材を自由に選択でき、自分の好みに合わせてサイズやデザインを完全にカスタマイズできます。

例えば、明るくナチュラルな雰囲気を出したい場合にはパイン材が適しています。加工がしやすいため初心者に向いていますが、傷がつきやすく耐久性は他の硬い木材と比べると低い点に注意が必要です。一方、重厚感と耐久性を求めるのであれば、オーク材やウォールナット材を選ぶとよいでしょう。

オーク材は硬く重厚で耐久性に優れており、傷が付きにくく耐水性にも優れています。ウォールナット材は密度が高く耐久性があり、衝撃に強い木材です。さらに、DIYでは木材の厚みや表面仕上げも自由に決められるため、耐荷重や美観を考慮した設計が可能です。

例えば、棚板を厚め（18mm〜20mm）にすることで、重い食器も安心して収納できます。ただし、棚板の耐荷重は厚みだけでなく、内部構造材によっても変わるため、使用する木材の特性を考慮することが重要です。

また、塗装やニス仕上げによって防水性や耐久性を高めることもできます。特に、水性ニスや水性ウレタンニスは、塗膜をつくる造膜型であり、防水性や耐久性に優れています。木材のカットや組み立て作業を行う際には、のこぎりや電動ドリルなどの工具を安全に使用する必要があります。特に、作業中はケガ防止のため手袋や保護メガネなどの保護具を着用することが重要です。

木材DIYは自由度が高い反面、安全対策をしっかりと講じることが求められます。木材の積極的利用については、林野庁のサイトが参考になります。
（参考：林野庁「建築物への木材利用に係る評価ガイダンス」）

DIYキットで初心者も安心

DIYキットを使えば初心者でも安心して食器棚作りに挑戦できます。あらかじめカットされた部材と分かりやすい説明書がセットになっており、難易度の高い設計や複雑なカット作業を避けることができます。

さらに、多くのキットには必要なネジや蝶番が付属しており、追加購入の手間が省けるのも魅力です。ただし、取っ手などの小物はキットによって異なるため、事前に確認することをおすすめします。

例えば、ホームセンターやオンラインショップで多種多様なキットが購入可能で、サイズやデザイン、使われている木材の種類など選択肢が豊富です。また、動画やオンラインマニュアルが用意されている製品も多く、視覚的に手順を確認しながら作業を進められるため、初めての方でも戸惑うことが少なくなります。

ただし組み立てに必要な工具の有無を事前に確認することが大切です。特に電動ドリルやドライバーなどの基本工具は用意しておくとスムーズに作業が進行します。

オープン棚に扉をつける簡単テクとは？

オープン棚に扉を取り付けるのは意外と簡単です。市販の蝶番と取っ手を取り付ければ扉を後付けできるからです。例えば、ダイソーやセリアなどの100円ショップで販売されている蝶番や取っ手を使用すれば、低コストで簡単に仕上げることができます。

店舗によって取り扱いが異なるため、事前に確認することをおすすめします。この方法では、特別な工具や複雑な工程を必要とせず、初心者でもスムーズに作業を進められるのが魅力です。さらに、扉の素材として、軽量で加工しやすい合板やアクリル板を選ぶことで、蝶番への負担を軽減できます。

これらの素材はホームセンターやオンラインショップで入手可能です。装飾を加えたい場合は、塗装やステッカーを使ってオリジナルのデザインに仕上げることも可能です。また、扉の開閉をよりスムーズにするために、ソフトクローズ機能付きの蝶番を採用するのもおすすめです。これらは楽天市場などで購入可能ですが、取り付けには一定の技術が必要な場合があります。

扉のサイズと棚の耐荷重のバランスには注意が必要です。特に、大きめの扉を取り付ける場合は蝶番の強度と棚の安定性を十分に確認し、必要であれば補強材を使用すると安心です。このように工夫すれば、オープン棚が使い勝手の良い扉付き収納へと生まれ変わります。

簡単にできる初心者向けの製作ポイント

初心者がDIYを行う際は、まずシンプルな設計と安全性を最優先に考えましょう。複雑な設計にすると作業工程が増え、失敗や怪我のリスクが高まるためです。例えば、直線カットのみで構成されたデザインを採用すれば、加工が簡単で道具の扱いにも慣れやすくなります。

さらに、ネジの長さや取り付け位置をあらかじめ確認し、適切な道具を使用することで組み立てミスを防ぐことができます。また、仮組み（プレアッセンブリ）を行って全体のバランスや部材のフィット感を確認すると、最終的な仕上がりの精度が向上します。

このとき必要であれば部材の角をヤスリで丸め、怪我防止と見た目の美しさを両立させましょう。さらに作業スペースを整理整頓し、転倒や工具の落下を防ぐ環境作りも大切です。このように準備を整えることで、初心者でも安心して楽しくDIY作業を進めることができます。

ガラス扉のDIYは難しい？面倒を避ける方法

ガラス扉のDIYは難易度が高いと思われがちですが、工夫すれば初心者でも比較的簡単に作業を進めることができます。ガラスの加工やフレーム作りの工程を工夫することで、専門的なスキルがなくても完成度の高いガラス扉を作ることが可能です。

例えば楽天市場などで販売されている厚さ5mmの強化ガラスをオーダーサイズで購入し、それをサイズに合った木製フレームにはめ込む方法があります。これによりガラスのカット作業という最も難易度の高い工程を省略でき、時間と労力を大幅に節約できます。

また透明ガラスだけでなく、すりガラスやアクリルパネルを選べば、デザインの幅も広がり、部屋の雰囲気に合わせたカスタマイズが楽しめます。特にアクリルパネルは軽量で加工しやすく、DIY初心者にも適しています。

フレーム部分には耐久性のある木材を使用し、丁寧に塗装すれば見た目の美しさと長持ちする品質を両立できます。木材の選定には、耐久性や加工のしやすさを考慮すると良いでしょう。ただしガラスの取り扱いには十分な注意が必要です。

ガラスの角や表面で手を切らないよう、必ず作業用手袋を装着し、安全第一で作業を行いましょう。このように工夫と注意を払えば、ガラス扉のDIYは思った以上に手軽で魅力的なプロジェクトになります。

扉付きの食器棚にDIYで簡単リメイク

開き戸を引き戸にDIY！省スペースを実現

開き戸を引き戸にDIYすることで省スペース化が可能です。扉の開閉に前方のスペースが不要になるためであり、狭いキッチンや収納スペースでも使い勝手が向上します。例えば、ホームセンターやオンラインショップで販売されている家具用の引き戸レールや戸車を使用すれば、比較的簡単に変更できます。

これらのレールは初心者でも取り付けやすい設計になっており、大きな加工を施す必要がありません。さらに、引き戸は開閉の際に物にぶつかるリスクが低く、小さな子どもやペットがいる家庭でも安全性が高まります。

デザイン面でも、引き戸はシンプルでスタイリッシュな印象を与え、部屋全体の雰囲気をすっきりとまとめる効果があります。加えて、引き戸用の取っ手や小型レールカバーにはさまざまなスタイルや素材があり、インテリアの好みに合わせたカスタマイズも可能です。

ただし設置する棚の底板や側板の強度を必ず確認し、必要であれば補強材を使って安定性を確保することが重要です。このように、食器棚の引き戸DIYは機能性とデザイン性の両方を高める優れた方法です。

DIYは100均でコスパ最高に

100均アイテムを活用すれば、コストを抑えた食器棚DIYが実現します。例えば、ダイソーやセリアなどの100円ショップでは、蝶番、取っ手、棚受けなどの基本的なパーツが手頃な価格で入手でき、デザインの幅も広がります。

取っ手や蝶番のデザインも豊富で、アンティーク調やモダンなスタイルなど、インテリアの雰囲気に合わせて選べるのが魅力です。限られた予算でも理想的な棚を作ることが可能です。また、収納ボックスやカゴ、シールタイプの装飾フィルムなども100円ショップで揃えられるため、見た目のアレンジや機能性の向上にも役立ちます。

例えば、木製の棚受けとアイアン風の取っ手を組み合わせれば、ナチュラルでおしゃれな食器棚に仕上がります。ただし商品の品質には注意を払いましょう。特に、耐久性や安全性が重要なパーツについては、必要に応じてホームセンターなどでより高品質な商品を選ぶのがおすすめです。

カフェ風食器棚のデザイン

カフェ風の食器棚を作るには、木材の色や取っ手のデザインにこだわると効果的です。まず、温かみのあるナチュラルカラーやアンティーク調の濃い木目を選ぶことで、落ち着いた雰囲気を演出できます。

取っ手にはアイアン製や真鍮製のものを使用すると、ヴィンテージ感が増し、カフェのようなおしゃれな印象になります。アンティーク風の取っ手やシャビーシックな塗装を施すと、長年使い込まれたような味わい深い雰囲気が出ます。

さらに棚の背面にアクセントクロスを貼ったり、カゴやガラス瓶を効果的に配置すると、実用性とデザイン性の両方を兼ね備えた空間に仕上がります。

オープン棚部分には、ウッドボックスやラタンのカゴを使えば自然な温もりがプラスされ、収納物を隠しつつインテリア性を高めることができます。このように工夫することで、自宅のキッチンやダイニングがまるでカフェのような心地よい空間に変わります。

扉交換でイメージチェンジ

既存の扉を交換するだけで、食器棚の印象を大きく変えることができます。扉のデザインや色を変えることで、部屋全体の雰囲気を手軽にリフレッシュできるでしょう。

例えば、白い扉を木目調に変更すれば、ナチュラルで温かみのある印象を演出できますし、黒やグレーの扉にすればモダンでスタイリッシュな雰囲気にもなります。

扉の素材も重要なポイントです。木材やMDFボードを使用すればDIYでの加工がしやすく、ガラスやアクリルを取り入れることで高級感や軽やかさをプラスすることも可能です。また、取っ手やノブを交換することで、さらに個性的な仕上がりにすることができます。

取っ手には前述の通りアイアンや真鍮、セラミックなど多様な素材があり、インテリアスタイルに合わせた選択が楽しめます。ただし、交換する扉と棚本体の蝶番の互換性は必ず確認してください。

特に重い素材を使用する場合は、蝶番の耐荷重や取付位置に注意し、必要に応じて補強や新しい蝶番の導入を検討しましょう。扉交換は比較的簡単な作業でありながら、食器棚全体の印象を大きく変える効果的な方法です。

昨日に引き続きキッチン改造💦
食器棚とレンジ下のゴミ袋置き場を扉目隠ししてみました😊#DIY#来週は釣り行くぞ pic.twitter.com/mW0UZ1tbYF

— やじさん (@yajima0213X) May 17, 2020

扉付き食器棚のDIYについて総まとめ

最後に記事のポイントをまとめます。